佐藤初女さんと岸圭子さんと森岡書店
今日、思い立って行ってきた。
行こう行こうと思ってて行ってなかった銀座にある一冊の本しか置かない本屋さん。
なぜ、本日思い立ったのか?
それは情報が入ったからです。
『佐藤初女』さんの写真が展示してあると…。
しかも森岡書店にて!
気になる場所で気になる人の写真が飾られるとなったら行かなきゃ!です。
(そんなときの行動力はすごいんですw
情報が入ってから一時間後には出掛けてます。)
今年の元旦にDVD「地球交響曲」を観てて、そこに佐藤初女さんが出てました。
その他、野崎重夫、ラッセル・シュワイカート、ジャック・マイヨール、フランク・ドレイク、ダライ・ラマまで…。
そのなかで一番心に残った人が初女さんでした。
「森のイスキア」で自然と共に生活し、ここに訪れる人たちの話を聞き、手作りご飯を食べさせるという。
初女さんのお陰で“生きる”ことを再度決めた人たちがどれだけいたのか…。
そういうお人です。
存在自体が人を癒し、力を与えるという人。
観たあと、こんなにも使命が明確な人も居るんだ!と驚きに近い感動がありました。
(地球交響曲に出てくる人たちはそんな人たちばかりです…。)
もっと知りたくて、直接話が聞いてみたくて検索したら、2016年2月1日お亡くなりになっていて…。
うわ、何でもっと早く知ることができなかったんだろう?あー、無知にもほどがある!と自分に文句いってましたw
しかし、今回、写真展を知ることができ、みにいくことができました。
写真家の岸圭子さんとも少しお話しでき、映画の中も普段の生活の時も、全く変わらないお人だったことをお聞きしました。
強さと愛情は同じ軸でできているんだな~と感じることもでき、更に感銘を受けたのでした。
写真家の岸圭子さんも、とても素敵な方でした。このような方が普段見えにくい、とても大事な物事をキャッチして見えるようにしてくださるのだろうと思います。
一枚一枚の写真たちが森岡書店の空間にぴったりとはまっていて、集まってくる人たちがなつかし話をされていて、とても温かい感じです。
販売されていた一冊の本、『いのちをむすぶ』を購入しました。
地球交響曲のなかで初女さんご本人が語っていた言葉が文章で保管できることがありがたいです。
本の帯の、吉本ばななさんの言葉『本当に偉大な人は、決して人に気付きを強いない。』とあります。本当にそうだろうと思います。その域には到底行かれず…。神の領域のような気もします。
心がささくれだったり、落ち込んだときには読み返そうと思います。
亡くなったあと、これからもたくさんの人たちが、初女さんと出会えたらいいな~と思います。
2月5日まで展示していますので是非行ってみてください。
その日、空を見上げてみると。
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