ほんと、折れそうになりますけどね…。
突然、小物の生産枠が空いたと聞き、どうにかここに組み込もうという話になり、すったもんだし始めていました。
生産の革が上がり確認してみると、こころもち仕上げに、ひと吹きしたいね!となり、大至急でタンナーさんに戻し加工して再度戻してもらいました。
なんとも詰め詰めのスケジュールで!
仕上がった革を見たとき、“微妙”という感じでしたが、お客様的にはこのくらいの感じがいいのかもしれないと吹っ切り、メーカーさんにお渡ししました。
しかし、事件です!
裁断革の検品をさせていただいていたとき、1枚の革にごみがついていたのでコリコリと爪で取りました。
そこまでは良かったのですが…。
そこからペリペリと皮膜のようなものが剥がれてきて…❗
そうです。
急ぎのダブルコーティングが…。
乾ききらないうちに処理したためか?
あの日は長野県はマイナス10℃。
そのなかを頑張ってやってくれたのです。(乾きにくいから本当はもう一日欲しいと言っていたのに…⤵)
しかし、結果このような事態になりました。
自然の環境と、自然の革に施すことの難しさ。
人間の都合ではどうにもならないことを思い知らされました。
来週、長野へ行っていちからやり直しの革のフィニッシュに立ち会うつもりでいます。
やはり“この感じが一番いい!”というところでOKを出したいと思ってて。
この前の“微妙”を避けるためにも。
一筋縄ではいかない立ち上げの革。
完成までのここまでの道のりは半端なく山あり谷ありの道のりです。
商品完成まではまだ遠いのかもしれません。
ほんと、今回ブログにも書けず折れそうになりました…。
でも…
諦めませんけどね…。ガンバるぞ👊✨❕
0コメント