革との葛藤、自分流エシカル

先日、「エシカル」がテーマのイベントに参加してきて気が付いたこと。

・エシカルは自分のなかにすでに存在していて実践していることがすでにあった。(ちっちゃいことだけど)

・エシカルは「大それた良いこと」を一生をかけてやる的な感覚を持ち敬遠していたが、そんなに大袈裟ではない。(行動に起こす人の器量により異なっているし、異なって良い)

・自分がやりたいことを形にする段階でエシカル要素を取り入れて無理なく出来る。

今回、NPOポレポレ高橋さん主催のイベントに参加して、はじめて「エシカル」と向き合った。

私は、「エシカル」を掲げて歩くつもりは今のところないし、高橋さんやパタゴニアさんのように身をなげうって第三者のことを中心に考えることも難しいと思ってる。

今回のゲストで、㈱スマイルズの遠山さんもいらしてて、遠山さんのお話に聞き入りました。(一番頷いたな)

みんなが知っている「soup stock Toky」と「pass the baton」を作った人。

soup stockもpass the batonもすでにエシカルですが、今始めていることのひとつに、“会社をやめて自立する社員を支援する”があるそうです。

例えば、もと社員が奥さんと二人で地方へ移住し、古い民家を宿泊施設に変え、1日1組のお客さんに泊まってもらうサービスを始める。

ここに支援金として出資するそうです。
小さなビジネスを応援するスタンス。
このようなことを続けていくつもりでいるそうです。

もともと、遠山さんの経営の考え方に「大きくしなければ、上手く行かなかったとしても大きな痛手を受けず、最悪やり直しがきく」があり、この世の中、個人レベルでの起業であれば、自分が食べる分くらいはどうにかなるという持論。

(soup stockやpass the batonはかなり大きいと思いますが💦もともとの器量の大きさでしょうね💧w)

賛同です!

どれもこれも遠山流エシカルだなーと。
身近に感じ、共感できるエシカルです。

古着が好きではじめたpass the batonは赤字だそうですが、続けていけるスタンスなんですよね。
soup stockも利益は沢山ないけれど(と、おっしゃっていましたよ!大変なんですよ~って。)ちゃんと回していけているんだもの!

自分の手の届く範囲できちんと見て大事に育てている感じが、とても素敵だと思いました。

エシカルにこだわってやっている訳じゃないでしょうけれど、もともとお持ちのスタンスがすでにエシカルだった感じですかね?
なので余計に共感できるわけですね。

三者三様、いろんなやり方があっていいし、今回のイベントのお陰で、自分に置き換え考え、大袈裟にじゃなくて、自然に向き合える感覚を頂きました。

実は本音をいうと、仕事上、革を使うので「エシカル」なんて程遠いし、反対に近いことだよ💦と思っています。

しかし、生き物の革をきちんと扱うことは大事なことだと思っていて、一枚一枚と向き合って、一番いい状態でバッグを作ることを長年やってきています。

「なんで生き物を革にして、バッグ作らなきゃならないの?」と思ったことも1度や2度ではありませんが、私のところに来た革たちときちんと向き合い、素敵な形にすることで消化してきました。(これがエシカルだとは言いませんが💦気持ちはエシカルなのかな?)

奥底の心の葛藤は無くなることはないと思いますが、今もなおこの仕事をしている意味は何かしらあるのだと思います。

これから自分流エシカル探していきます。

今回のイベントの様子。60~70名来てました!
左からパタゴニア日本支社長の辻井隆行さん。一般社団法人エシカル協会代表理事 末吉里花さん。㈱スマイルズ 遠山正道さん。一番右がNPOポレポレ代表理事 高橋邦之さん。(ちっちゃくて見えにくい(泣)写真投稿トラブルでやむを得ず…)

n.number

革のバッグと小物のブランドです。革も縫製もメイドインジャパンで少しづつ大切に作っています。 素材の持っている本質を理解しカタチにすることで、それぞれの個性が生きてくると考えています。「本質はシンプルで美しい」をブランドポリシーとして邁進しています。